2009年02月12日
マラソン写真サイト
この間、犬山国際友好マラソンで走ってきたが、各地のマラソン大会で参加者が走っている姿を、だれかれの区別なく、写真に撮っている人がいた。
実は、この人たちはイベント写真サイトとも言うべき会社の関係者だ。
全国各地で行われるマラソン大会で、できるだけ多くの人の写真を撮影して、ホームページで公開して販売するのだ。
上の画像がそのホームページだ。
マラソンの場合、写真はゼッケン番号順に整理して表示されているので、自分の参加した大会で自分の写真を簡単に探すことができる。
だいたい、大会後1週間程度でホームページに整理して掲載される。
それを見て、自分が写っている写真を注文すると、走ってい自分の雄姿を撮影した写真を手に入れることができる。
写真の価格は、それなりの値段だ。
この会社は、マラソンだけではなく音楽会や観光地やいろんなイベントなどで同じように、写真を撮影して、ホームページで販売している。
観光地で勝手に写真を写して、ほしい人に販売しているのと同じようなことを大々的にやっているわけだ。
私の写真も、名古屋シティマラソンなどの大会で写されたものが掲載されていた。
一人ひとりアップで写してくれるし、アングルや写真撮影技術もそれなりだ。
不思議なのは、何千人も参加している大会で、写真も何万枚かそれ以上の数を写しているのに、短期間のうちにゼッケン番号順に整理して掲載されることだ。自動判定するソフトでも開発したのだろうか、それとも安い労働力を使って人海戦術で整理しているのだろうか?
ただ、ちょっと気になるのは、走っている本人の了解もなく写真撮影し、ホームページに掲載していることだ。
ホームページに9掲載されていることを知らない人も、たくさんいるだろうし、掲載してほしくない人もいるだろう。
さらにいえば、本人以外でも写真を注文できてしまいそうなことだ。たとえば、魅力的な女性のランナーの写真が掲載されていて、それを関係ない人が注文して入手し、部屋の壁に貼っていたら、貼られた人はいやだろうし、しかも知らないうちにそんなことをされていたら、もっといやかもしれない。
その辺の、肖像権というか、プライバシーというか言うものについてどう考えたらいいのだろう。
ずいぶん問題ではないかと思うのだが...
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この記事へのコメント
はじめまして
スポーツ写真のネット掲載・・・。
いろいろ考えさせられますよね。
うちの5歳の長女の通っている体操教室も同じサイトで売ってました。
みんなレオタードだし、北京に行った黒田選手(このひとは私たちは見かけなかった)やアトランタの橋口選手(現在コーチで会場にいつもいるし気さくに声をかけてくれる)とかいるからなのか、関係者のみにパスワードを知らせ、その人しかみられないようにはなってました。
でも、部外者が会場近くでパスの用紙を手に入れてたらやですね。
スポーツ写真のネット掲載・・・。
いろいろ考えさせられますよね。
うちの5歳の長女の通っている体操教室も同じサイトで売ってました。
みんなレオタードだし、北京に行った黒田選手(このひとは私たちは見かけなかった)やアトランタの橋口選手(現在コーチで会場にいつもいるし気さくに声をかけてくれる)とかいるからなのか、関係者のみにパスワードを知らせ、その人しかみられないようにはなってました。
でも、部外者が会場近くでパスの用紙を手に入れてたらやですね。
Posted by ちうりっぷ at 2009年03月05日 10:56
ちうりっぷさん。こんにちは。
ブロードバンド、インターネットの普及で、いろんなことが可能になったのはいいことだし、昔は考えられなかったビジネスも考案されています。しかも、ニーズにフィットすると爆発敵に拡大します。でも、インターネット上と実世界とはかなり様相が違います。実世界では何でもないようなことが、インターネットではとんでもない結果を招いたりしますよね。インターネットで能動的に活動するときは、慎重な配慮が必要でしょう。スポーツ写真サイトも、何か問題があって訴えられたら、厳しい立場になるでしょうね。
ブロードバンド、インターネットの普及で、いろんなことが可能になったのはいいことだし、昔は考えられなかったビジネスも考案されています。しかも、ニーズにフィットすると爆発敵に拡大します。でも、インターネット上と実世界とはかなり様相が違います。実世界では何でもないようなことが、インターネットではとんでもない結果を招いたりしますよね。インターネットで能動的に活動するときは、慎重な配慮が必要でしょう。スポーツ写真サイトも、何か問題があって訴えられたら、厳しい立場になるでしょうね。
Posted by ミシェル at 2009年03月06日 10:04