2007年06月08日
路傍の花、葵?
よく自転車で通る302号線の路側帯に、ひときわ大きく、鮮やかな花が咲いていたので、思わず携帯電話のカメラで写した。
花の背丈は、2メートル以上あり、まっすぐに空に向かって立ち上がっている。
そののび方は、まったく何の屈託もなく、思うさまのびのびとしていて気持ちがいい。
また、葉も大きくたくさんつけて、太陽の恵みをもらさず受け取っている。
花のいろは、ピンク、白、朱色と目にも鮮やかで、美しい。
実に立派で美しい花である。
こんなにも自動車が多く通る302号線の路側に誰かが植えたのか、それとも自生したのか。
そういえば、北陸に赴任していた頃、高岡の町から南へ城端に向かう途中に通る井波町の道の道端にたくさんの葵の花が咲いていたことを思い出す。
そのあたりは、南側に山があって、その山裾になっており、道端を流れる小川には、雪解けの水がとうとうと溢れるように流れていた。ちょうど、初夏の季節、今ごろだった。
いまは、南砺市になっているが、豊かな自然が残っている場所だった。また、昔は絹織物で栄えた豊かな土地柄で、今もその頃の伝統が大切に守られているところでもある。一番有名なのは、八尾の「風の盆」だが、それ以外にも各地で、伝統ある祭りや、祭りに使う山車などが大切に残されている。
「風の盆」をはじめ、この地域には年に何度も訪れているが、何度訪れても心安らぐ場所だ
2006年11月26日
雪の立山連峰
この頁のバナーの写真を変えてみました。
以前すんでいた富山県高岡市のJR高岡駅の陸橋から雪の立山連峰を撮影した写真です。富山県では、春から秋までの間は1日中晴天が続くことはなく、朝のうち晴れていてもすぐに曇ったり雨がふったりします。空気も澄んでいなくて、山がきれいに見えることはありません。しかし、冬になって天候のいい日には、雪をかぶった立山の山々がよく見えることがあります。
この写真もそんな日に撮影したものですが、「SATY」と書かれた赤い看板の左側に見えるのが剣岳、看板の右の方に白く平たく見える場所が弥陀ヶ原です。雄山(立山の中心)は看板の後ろに隠れています。
ちなみに、現地では「剣岳」のことを「剱岳」と昔の字で書いてほしいそうです。 続きを読む