2008年06月03日
クイズショウ
「Quiz Show」という映画を借りてきて見た。
ロバートレッドフォードは、好きな監督で、「リバーランズスルーイッツ」、「ホースウイスパー(モンタナの風にふかれて)」をはじめ好きな映画がたくさんあるが、この映画は始めて見た。
内容は、50年代のアメリカで実際にあったクイズ番組の「やらせ」の話で、「ケネディ暗殺」、「ウオータ^ゲート」と並ぶ3大スキャンダルのだそうだ。
さすがロバートレッドフォード、2時間を越える長時間ものだが、飽きさせず集中させてくれる。
日本でも、一時期クイズ番組(ガチンコの)がはやり、大学にもクイズサークルができて、この映画のように、桁外れに広範な知識を誇るヒーローが登場していた。
最近も、テレビでクイズ番組が多いが、最近のクイズ番組は、難しい問題を出して、クイズマニアに答えさせるのではなく、10問問題があれば、9問までは大方の人が答えられるような問題で、1問だけちょっと難しい難問を出すような構成となっている。
ずば抜けた物知りを登場させて感心させるのではなく、視聴者自身が問題を解いて安心するようなつくりになっている。あまりやさしすぎると、馬鹿にされるといけないので、少しだけ難しい問題を入れているようだ。
もっとひどいのは、「オバカタレント」を出演させて、視聴者に優越感を味わってもらうという趣向の番組だ。
これは、逆の意味でのやらせ(知っているのに知らないふりしている)かもしれないが、冷静になれば視聴者を馬鹿にしているとも言える。あまり、好感の持てる番組つくりだとは思わない。
2008年06月03日
恵那山にヘリの残骸を発見
1昨日(6/1)に恵那山へ登ってきた。
山頂を越えて、下山に入ったところあたりで、大きな金属の破片を発見した。
同行者たちは、墜落したヘリの破片といっていたが、固定翼機のフラップのような部分があり、少し疑問を持った。
今日、ネットを調べると、昨年のほとんど同じころ(2007/6/2)に東邦航空のヘリコプターが恵那山中に墜落し、続けて穂高でも墜落し、一時運行を見合わせるとの記事が出てきた。
やっぱりヘリコプターだったのかと思いつつも、さらに調べると、その後に、2007年11月15日にも、こちらは小型固定翼機が墜落している。
一緒に登山していた人は、登山道の近くに墜落したので、救助の人も少しは楽だったねなどといっていたが、こちらの墜落事故の記事を調べていたら、怪我人は飛行機に乗っていた人だけでなく、登山中の人が墜落してきた飛行機に倒された木にあたって、手に軽い怪我をしたと書いてあった。
山中への墜落とはいえ、こんなこともあるのだなあ。
登山していた人は、いきなり飛行機が登山道に向かって墜落してきて、よほど驚いたのではないだろうか。
一昨日は、いい天気で、太陽の日差しは真夏を思わせるように強かった。
雲が出ていて、見晴らしはあまりよくなく、普段なら見える御岳や南・中央アルプスの山並みはほとんど見えなかったが、天空高くには、飛行機雲が大きな空を真っ二つに切り裂いて横切っていた。