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2007年08月14日

百日紅、酔芙蓉?



 自宅から地下鉄の駅へ行く途中に咲いていたきれいな花。
 畑のようになっているところのノリ面に咲いて、背は高くなく草本性のようだった。
 酔芙蓉かな、酔芙蓉は最初に白く咲いて、その後お酒を飲んだように赤くなるそうだ。
 不覚にも、白く咲いているときには気がついていなかったのだが、ずいぶん沢山お酒をのんだようにも見える。

 

 こちらは、酔芙蓉が咲いていた場所からすぐのところにあるお宅の百日紅の花。
 申し訳ないけど、無断で撮影させていただきました。
 お盆前後の、暑い暑い日には百日紅の赤い花が、あちこちで眼を楽しませてくれる。
 きれいなピンク色なのだが、咲き始めのころには少し薄めのピンク色だったのが、最近そのピンク色が紫っぽい赤色に変化してきたように思うが、気のせいだろうか?

 夏になると、百日紅と夾竹桃の赤い色が、あちこちで目に付くようになる。
 百日紅は、だいたい家庭の庭木として植えられているのが多いが、夾竹桃のほうは街路樹、高速道路の路肩、学校の生垣などに植えられている場合が多いように思う。

 夾竹桃の赤色は、ちょっと毒々しい感じもするし、いかにも熱帯原産の樹木らしく、繁茂する葉や花が暑苦しくて、必ずしもいい印象で見られていない気もするが、私は嫌いではない。

 「夾竹桃、羅馬に残るネロの鞭」 田川飛旅子
 「夾竹桃、戦車は青き油こぼす」 中村草田男


   

Posted by ミシェル at 23:02Comments(3)TrackBack(0)出来事

2007年08月08日

国後島



 北海道は3度目だ。一回目は新婚旅行、2回目は仕事で出張。
 新婚旅行のときは、札幌、登別、2回目は、札幌の町と小樽。
 札幌の町ではラーメン横丁、札幌ビール園、すすきの。小樽はニシン屋敷見学。
 札幌から小樽までの鉄道が海沿いを走り、夏なのに、名古屋近辺では考えられないほど、閑散で静かな海岸、海水浴向きのきれいな海岸なのに、人気(ひとけ)がほとんどなかった。でも、その静かできれいな海岸が、すごく印象的だった。
 北陸にいたときに行った島尾海岸(氷見市)は、北海道のそれほどではなかったが、知多半島や敦賀の海水浴場に慣れている私にとっては、こんな人が少ない海水浴場というものがありうるのかというような感じだったが、昨年の全国のきれいな海水浴場の5位以内に入っていたので、なるほどと思ったものだ。

 

 ところで、そんなわけで3回しか北海道に入ったことがないし、それほど詳しくもなかったのだが、ロシアに占拠されている北方領土4島は、何の疑いもなく北海道の北側にあると思い込んでいた。
 実際には、北方領土は北海道の東側にあることを、改めて知った。
 しかも、北海道の東の海岸から15キロしか離れていないとは。
 これでは、確かに日本の領土ではないことを不自然と考えてなんらおかしくないわけだ。

 1枚目の写真で、海(雲のようにも見える)の向こう側に、黒い帯のように見えている島が国後島だ。
 知床峠(知床半島のなかほど、羅臼岳の中腹に位置する)から見た。ここからは50キロほどか。

   

Posted by ミシェル at 23:10Comments(0)TrackBack(0)旅行

2007年08月07日

網走刑務所



 道東ではおなじみの見学コース、網走刑務所(実際は博物館網走監獄、財団法人が運営している)へ、旅行社の日程の都合で1時間30分間と、じっくり見学することができた。
 監獄ということで、あまり気持ちのいい場所ではないのだが、写真のように天窓があり、太陽の光が明るく差し込んでいたのには、ちょっと意外な感じがした。なぜか、暗くじめじめして光も差さないような場所をイメージしていたので。
 とはいえ、説明では雑居房などは6畳の部屋に6人で、その6畳にはトイレも含まれているそうで、繁忙期(夏山)の山小屋並みの窮屈さが365日続くのは、相当のストレスだろう。

 博物館網走監獄の説明員(きれいな女性だった)やバスガイドの説明では、北海道では道路工事や硫黄の採掘の人足として、監獄の犯罪者たち(政治犯や明治時代には反乱した士族たちも多い)が非人間的に使われたそうで、戦前の天皇制政府の非人道的な体制の一面を見せられた気がした。



 網走から知床方面へ向かう鉄道の途中にある北浜駅。
 高倉健さん出演の映画をはじめ、いろいろな映画のロケで使われている駅だそうだ。
 この先には、原生花園駅があった。バスの中からだったので、いい写真がとれなかったが、ニッコウキスゲに似た黄色い花が沢山咲いていたが、エゾキスゲという名前だと説明された。
 鉄道は海辺を走っているので、海抜数メートルなのだが、咲いている花は、長野県あたりの1500mから2000m当たりの高山に咲くような花が咲いていた。よく知らない観光客は、この原生花園へ来て、お花ってこれだけですか、と聞くらしいが、アルプスなどの登山の時と同じような話だなと思った。
 初めて山に登った登山者も、みんな例外なくお花畑を目の前にしていながら、どこにお花畑があるんですかと聞く。
 お花畑や(原生)花園と聞くと、公園の植え込みのような人工的的に栽培された花園(はなぞの)をイメージしてしまうのだろうか。お花畑、(原生)花園といっても、自然に咲いているものなので、美しいくかわいらしく咲いているのだが、人間様が見るため(に見られるために)にきれいに整理されて、咲いているわけではない。 だからこそ、価値があるのだけれど。

 そういえば。網走刑務所のすぐそばで昼食をとったのだが、そのあと、映画「幸せの黄色いハンカチ」で、刑務所から出所したての高倉健さんふんする主人公がラーメンを食べたラーメン屋を探したが、結局見つからなかった。あれは、やっぱり映画の中だけの虚構だったのかな。ちょっぴり残念。  

Posted by ミシェル at 00:11Comments(0)TrackBack(0)旅行

2007年08月06日

知床


 夏休みとして、知床へ行ってきた。
 ハマナスの花は、すでにさかりを過ぎていて、まともに咲いている花を探すのには苦労したが、きれなピンク色をしていた。

 電話で聞いた事前の話では、現地の昼間の気温は25度とのことだったが、空港へついたとたん今日の気温は15度だといわれ、半そで半ズボンの衣装は、その場で着替えさせられた。

 

 山間の小さな川へ連れて行かれ、サクラマスの遡上を見せてもらった。
 川幅10m程度で、水深も1mあるかないかのちょっとした川で、この川をサクラマス(いわな)が産卵のために、川を上流へさかのぼる。
 ところが、この川には段差(小規模の滝)があり、遡上するサクラマスにとっての最大の難所となっている。段差は、たぶん3mもないほどだが、全長数十cmほどのサクラマスが勢いよく流れ落ちる水の流れと重力に逆らって川上へたどり着くのは大変だ。
 われわれが見ている前で、次々とジャンプし滝登りに挑戦するのだが、成功は百回に1回もない。われわれが見ていた間(20分くらいか)には、一匹も成功しなかった。が、けなげに何度も挑戦する姿を見ていると感動すら覚えてくる。
 この何度も挑戦している娘たちの親は、この段差を克服してさらに上流へ遡上したエリートなのだ。こんなエリートは一日に数えるほどしかいないそうだが、偉大な親を持つ娘たちのほうは大変だ。
 写真には、魚の姿が映っていないって! 私がもっているデジカメでは、残念ながらシャターのタイミングが遅れて何度シャッターを押しても、ジャンプする魚の姿を捉えることはできなかったのだ。
 ビデオで撮ればよかったのだが、そう気がついたときは後の祭りだった。
   

Posted by ミシェル at 10:16Comments(0)TrackBack(0)旅行
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プロフィール
ミシェル
ミシェル
ターキシュアンゴラです。 体の毛の色は純白、耳の辺りはピンク色です。 もうすぐ4歳です。(2006年1月生まれ) 好きなことは、昼寝、爪とぎ、障子破り。 趣味は障子の桟でジャングルジム遊びをすること。ケーブルの噛み切りと屋外への脱走の情熱は冷め気味。
好きな作曲家は、ボルフガング・アマデウス・モーツアルト。 特に好きな曲は、ピアノ協奏曲22番、23番。クラリネット協奏曲は聴きすぎて、ちょっと食傷気味になってしまった。 ヴィヤニエフスキーのヴィオリン協奏曲2番(五嶋みどり演奏)も時々聴きます。
おりにふれ、また見てみたいなと思う映画は、やはり「スタンドバイミー」かな。ベン・E・キングの歌がとてもいい。
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