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2007年01月31日

仙人湯 水平歩道(仙人池 裏剣その3)


  これが仙人湯である。手前のビールと比較してほしいが、家庭のバスタブと同じくらいの大きさで、もちろん同時には一人しか入れない、水溜りのようなお風呂である。
 お湯は、深い緑色と灰色の中間のような色で濁っている。
 また、衣服の着脱は、風呂の手前の板の上でするのだが、囲いも何にもないので、女性には入りにくいかもしれない。
 そんな温泉だが、山の中で何日もお風呂に入らない生活をしているし、日中登ったりして汗をかいてもそのままでなので、温泉に入れるのは極楽へ来たように感じる。
 

 仙人湯から欅平(から宇奈月温泉へ)へは、まず仙人湯から阿曽原温泉までくだり、阿曽原温泉から欅平までは、黒部峡谷沿いに「日電歩道」と呼ばれる道をゆく。
 「日電歩道」は「水平歩道」ともいい、ほとんど水平で、アップダウンがない道だ。アップダウンがないということで、歩るのは楽である。
 が、写真で見るように、切り立ったがけに「コ」の字型に岩をうがって作った道で、道幅も60~70センチほどしかない。そこで足を踏み外すと、数百メートル下の黒部川にまっさかさまに落ちてしまう、とてもスリル満点の道だ。
 この道は、もともとは登山者のためではなく、黒部ダムを作るための資材を運ぶために、戦前に作られた道なのである。
 戦前には、大町から入る黒部アルペンルートがまだ開発されていなかったので、黒部川沿いに資材を運んだのである。
 たぶん、資材を運んだ人夫で足を踏み外し荷物もろとも谷へ落ちた人もたくさんいたのだろう。
 そのあたりの話は、宇奈月温泉にある資料館に詳しく展示してある。

 
 この道を下ると、欅平に着くのだが、欅平へ着く直前のしじみ坂で、一気に高度を下げる。
 その後は、黒部峡谷鉄道で1時間40分かけて宇奈月温泉に到着する。
 
 黒部ダム、または立山から欅平(宇奈月温泉)にいたるコースは、かなり厳しいルートなのだが、NHKなどで放送されてからは、その美しさにあこがれて来る人が増えたようで、途中の阿曽原温泉小屋は、シーズンには定員の倍くらいの人が訪れ大変な混雑となる。
 

    

Posted by ミシェル at 20:52Comments(0)TrackBack(0)山登り

2007年01月29日

今日はいい天気


















今日も、外はいい天気。外へ出たら楽しいかな。
ずっと外を眺めている、我が家の猫ちゃん。
 外へも出たいけど、トイレも大好き、誰かがトイレに入ると、すぐ飛んできて遊んでいる。
  

Posted by ミシェル at 23:51Comments(5)TrackBack(0)ねこちゃん

2007年01月28日

仙人池 裏剣 その2












 室堂から途中剣沢小屋で一泊し、アップダウンを繰り返して、6時間ほど歩くと仙人池につく。ここには、仙人池小屋があるが、小屋主は70代の女性である。小屋の南に仙人池がある。池はそれほど大きくないが、ここから見える剣岳の異形が池の水面に映る。それを狙って、大きな本格的なカメラと三脚を持った人が、たくさん集まっている。
 確かに、ここから望む剣岳は、いくつものピークが連なり、表(西側)から見る剣岳とは、まったく異なる姿を見せてくれる。
 ピークとピークの間の谷には、秋になっても前年の雪渓が残り、近寄りがたい雰囲気を漂わせている。 冒頭の写真は、「三の窓雪渓」である。
私は、あえて仙人池小屋での宿泊を避け、さらに歩いて下った仙人湯小屋に泊まることにした。
 仙人湯小屋は、谷間にあるため、もう剣岳をはじめとする3000メートル級の山の姿を望むことは出来ないが、代わりに温泉がある。
 ほとんどの山小屋にはお風呂などないので、山の中にいる間は、何日も入浴はできない。そこで、下山すると最初に下山地の近くの温泉へ行き、山行の汚れを落とすのが、いつもの行動パターンである。
 だから、山小屋に温泉があると、これほどうれしいことはない。
 ここの小屋の小屋主から聞いたのであるが、この小屋は売りに出ていたので最近購入したとのことである。購入したときの値段も聞いたのだガ、残念なことに忘れてしまった。ただ、自分にも無理をすれば買える値段だったと記憶している。
  

Posted by ミシェル at 23:19Comments(2)TrackBack(0)山登り

2007年01月27日

仙人池 裏剣(うらけん)














 昨日の夜と今日のお昼にNHKテレビで、黒部峡谷の映像を映していた。
 私は、ちょうどテレビでやっていたと同じようなコースを2年前に歩いたので、そのことを書いてみようと思う。
 
 北アルプス核心部立山の北に、雪と岩の殿堂といわれる剣岳がある。
 富山に住んでいた時期には、いつも剣岳・立山連峰を眺めていたが、これは剣岳を西側から眺めていたことになる。西側から見た剣岳は美しい。ところで北アルプスの東側というと長野県ということになるが、長野県側からは、通常剣岳を見ることは出来ない。というのは、剣岳の東側には白馬岳などの後立山連峰がそびえており、剣岳などの立山連峰をさえぎっているからだ。
 したがって、剣岳を東側から見るためには、立山連峰と後立山連峰の間に分け入らなければならない。その立山連峰と後立山連峰の間にあるのが黒部峡谷だ。
 黒部峡谷へ入るのは、黒部ダムからか、室堂からか(これはいわゆる黒部立山アルペンルート)、あるいは、宇奈月温泉からの3つとなる。黒部立山アルペンルートはハイヒールでも行けるが、その先は、それほど簡単ではない。
 だから、どこのルートから行くにしても、それなりの登山の経験ガ無いと入ることは出来ないし、少なくとも2泊3日以上山の中を歩くことを覚悟しなければならない。
 だが、その代わり東側から見た剣岳の、これを裏剣(うらけん、うらつるぎ)というが、日本離れした「雪と岩の殿堂」と呼ぶにふさわしい景観を見ることが出来る。
 特に東側から見た剣岳の景観の白眉は、仙人池から見た裏剣である。
 
 私が行ったときは、天気がよくこの裏剣を堪能することが出来たのだが、台風が近づいていたので、1週間くらい山の中にいるつもりだったのを、4日目には帰ってきてしまった。

 私の使ったルートは、富山から黒部立山アルペンルートで、室堂へゆき、そこから剣沢をとおり、仙人池で景観を楽しみ、仙人湯、阿曾原温泉、黒部下の廊下、欅平、宇奈月温泉、そして富山へ出て帰ってくるというコースだった。

 写真は、欅平と宇奈月温泉をつなぐ猿飛峡を走るトロッコ電車である。
 このコースは、すばらしく美しく、感動的なところがいっぱいあるが、長くなってきたので、また明日にでも、詳しい見所などを書くことにしよう。

   

Posted by ミシェル at 22:42Comments(0)TrackBack(0)山登り

2007年01月26日

ミシェル風呂で溺れる!!

ミシェルのお母さんは、何でも“泳ぐ猫”として、テレビでも取り上げられたことがあるらしい。ミシェルもお母さんの血を引いて泳ぐかもしれない!泳がせてみたいなワクワク!(^^)! そんなことを思っていたある日のこと、今日は妻も旅行でいないし、ちょっと気が緩んでいたんだろうか・・・風呂に入った後、風呂のドアも開けっぱなし、風呂のフタも取りっぱなしで、布団にごろんと寝転んでいたご主人様。と、風呂のほうから、バシャバシャバシャ~~~~~~ン!!!!!とどえらい音が!! ( あっ!ミシェルが溺れたっ!!) 慌てて救出に向かおうとしたら、続いて バシャバシャバシャ~~~~~ンと、音がして、ずぶぬれのミシェルが、お風呂から飛び出し、慌てて走り去ったのでした。ハハハ・・・・  

Posted by ミシェル at 19:20Comments(6)TrackBack(0)ねこちゃん

2007年01月25日

フィットネスにて

 うちの猫、青い目をしているのだが、暗いところで見たり、写真でフラッシュを正面から光らせると、オレンジ色に見えるのはなぜだろう。


 ところで、私は時々フィットネスへ行くのだが、昨日とてもいいものを見てしまった。

 筋トレマシンに、ぎこちない動きで取り組んでいる人が、別のマシン越しに見えたのだが、よく見るとぎこちないどころか、マシンに乗ることさえ不自由そうな様子だった。
 見るともなく見ていると、ほとんど手や足が満足に動かせない様子の人が、誰かに介添えしてもらいながら、胸の筋肉を鍛えるマシンに乗せてもらい、操作しようとしていた。
 なんとなく「ふ~ん!」という感じで、深く考えずに、私はそのまま自分の運動をしていた。

 今度は、私がエアロバイクを一生懸命漕いでいたら、先ほど見かけた体の不自由そうな人が、私のすぐそばのエアロバイクをやろうとしてやってきたので、状況がわかってきた。

 たぶんその人は、脳梗塞かなにかに罹り、手足の動作が不自由になったため、リハビリとしてフィットネスへ来ているらしい。
 杖を突いているし、エアロバイクにも、筋トレのマシンにも、自分では乗れないし、後でわかったのだが、このフィットネス(スポーツセンター)へも、車椅子で来ていた。

 リハビリとはいえ、フィットネスとはかなりハードルが高い気がするが、体調を崩すまえにもフィットネスをしていたのろうか?
 ともかく、彼が挑戦していた筋トレマシンは、胸の筋肉を鍛えるマシンで、両腕を前に絞って錘を引き上げる構造になっているもので、映画やテレビでも、ボディビルのシーンでよく出てくるようなマシンだ。 私がフィットネスは行き始めたころには、苦手だったようなやつだ。

 エアロバイクに挑戦している彼のそばには、20才前後と見られる若い女性がついて、世話をしている。エアロバイクにまたがらせたり、マシンからマシンへ移動するのを手助けしたりしていた。
 手助けといっても、動作は極度に緩慢だし、体重も60キロくらいはありそうなその男性を、華奢なその女性が、足などを持ち上げながら、エアロバイクに乗らせるなどかなりの重労働と見受けられる。
 が、もちろんいやそうな顔などせず、気長に介添えしている様子が見える。
 男性は、たぶん50才代くらいで、その女性は娘さんのようだった。ほとんど口を利かず、目と目で意思疎通している。たぶん男性は言葉を発するのにも困難をともなう症状なのだろう。

 とにかく気長で、静かに自然に介助しており、男性がエアロバイクを操作し始めると、自分も隣のエアロバイクを漕ぎ始めるなど、さりげない感じでいるところが、見ていてさわやかだった。

 自分が、何か不具合が出来たとき、娘たちもあそこまで優しく、しかも自然に接してくれるだろうか。
 私には、あまり自信がない。あのようであってほしいとは、おもうのだが... 

 ちなみに、このフィットネスは民間の商業施設ではなく、各区にある、市が設置しているスポーツセンターだ。一通りのマシンがそろっており、インストラクターも親切で結構使いやすい。今はやりの「乗馬」も設置されている。
 どうも、この業界は競争が激しいらしく、私が通っていたフィットネスは二つある(違う時期に通っていた)が、二つとも閉鎖もしくは業態変更してしまった。

 1回200円で、駐車代を入れても、1回500円なので、月に10回程度なら、こうした市のスポーツセンターのほうが安くつく。  

Posted by ミシェル at 10:32Comments(2)TrackBack(0)出来事

2007年01月23日

蟹をたべるなら 北陸観光案内その7

 冬においしいものに蟹がある。北陸といえば、当然ずわいがにである。
 ズワイガニ、越前ガニ、松葉ガニなど名前はいろいろあるが、すべて同じものである。獲れる場所によって、その呼び方が変わってくるが、北陸(石川県、富山県)では、ズワイガニと呼んでいる。
 東海地方で食べられるものはほとんど冷凍物である。
 冷凍でない生の蟹を食べるには、現地へ行かなければならない。
 石川県で、おいしい蟹を食べようと思ったら、「橋立港」へ行くとよい。
 石川県の蟹の漁場に一番近いのが、この橋立漁港である。なぜ近いとよいかというと、漁をしてすぐ水揚げするので、食べるときの鮮度がよいのである。
 また、ここでは日帰りで漁をするが、他県では、漁場に何日もとどまって漁を続けるので、当然水揚げするときの鮮度はさがってしまう。

 蟹漁の解禁は、11月6日で漁の終わりが3月20日となっている。しかし、コウバコガニは1月6日以降は禁猟となる。コウバコガ二というのは、ズワイガニの雌で、大きさが雄の半分以下なので、別の名前がついている。セイコガニなどとも言うが、地元で消費してしまうので、東海地方などでは、あまり知られていないが、とてもおいしい。

 橋立港には、民宿、料理店が村内に点在している。どこの店がおいしいかは、わからないが、われわれがいったのは写真のお店だ。
 焼き蟹、蟹刺、茹で蟹、その他蟹尽くしで、5,000円位から食べられる。ただしこの値段だと北海道の蟹だ。橋立港の蟹だと、蟹代だけで15,000円以上かかる。
 われわれは、もちろん北海道の蟹を食べた。理由は貧乏だからだ。でも、十分おいしかった。
 地元産の蟹は、空色のタグがついているので、識別できる。帰りにお土産の蟹を市場で購入できるが、身内へのお土産なら、足が1本なかったりの傷物を購入すると、地元産のものでも値打ちに購入できる。
 漁港の近くには、「北前船の里記念館」などというものもある。
   

Posted by ミシェル at 23:01Comments(0)TrackBack(0)北陸観光案内

2007年01月23日

あ!脱走か?

 今日はどこへいったのか?呼んでも呼んでも現れない。ミシェルが、あさごはんを食べてから、どこかへ行ってしまった。
 いつもは、目の前にいなくても、呼べば必ず「何かようですか?」と言った感じで、どこからともなく現れる我が家の猫ちゃん。今日は、いくら読んでも現れない。居間、台所、押入れ、物置、2階と名前を呼びながら、あちこち探しても、何の反応もない。
  いつも注意しているのだが、洗濯物を干すときなどに不用意にベランダの戸を開けたりすると、屋外へ飛び出していってしまう。一度外へ飛び出すと、なかなか帰ってこないし、捕らえようとしても、庭の茂みなどへ入られてしまうと、確保するのに一苦労だ。以前逃がしてしまったときには、捕まえようとして、誤ってキントキにさされてしまい大騒動になったこともある。
 もしかして、家の外へ逃げてしまったのか?と、不安がよぎる。

 あらためて、もう一度押入れを調べてみたら、布団の向こう側から覗く二つの目を発見。 やれやれ。よかった!

天気のいい日などは、いつも窓際に座って、外の景色をずっと見ている。いかにも、外へ遊びに行きたそうな様子である。でも、駄目駄目、つい仏心を起こして外へ出したら、後始末が大変だ。

 ところで、暗いところで、ミシェルの目を見ると、水晶体の奥がオレンジ色のように見えるのはなぜだろうか?明るいところでみると、青い色なのに。  

Posted by ミシェル at 11:37Comments(4)TrackBack(0)ねこちゃん

2007年01月22日

鉈薬師 覚王山

 21日は覚王山日泰寺の縁日だったが、日泰寺の近くに「鉈薬師」があるのをご存知だろうか。円空が鉈一本で彫ったといわれる日光・月光の菩薩像と12神将が安置されている。普段は閉鎖されているので、その姿を見ることができないが、日泰寺の縁日には開帳されるので、その姿を鑑賞することができる。
 私は、ずいぶん以前に見せていただいたが、あらあらしいまでに大胆な彫り方は、実にすばらしい。

  その鉈薬師を少し上ったところに、高見小学校あたりから登ってくる坂道(階段)がある。以前は、独特な雰囲気で楽しい場所だったが、現在は車で通れるような道路を建設中だ。これができれば、日泰寺の裏手を通って天満通りへ出られるようになり、便利になる。地元の人は反対しているようで、「絶対反対」などの看板がある。詳しい事情がわからないので、安易に賛成・反対をいえないが、昔ながらのいい雰囲気の場所が失われるのは、実に寂しい。

 覚王山日泰寺の西に、ちょっと気の利いた喫茶店がある。その名も「一倫」といい、由緒ありそうな民家を喫茶店に作り変えている。お店では、コーヒーのほかぜんざいなども食べさせてくれるが、立派なお庭があり、お茶を飲みながらお庭を眺めていると、時間のたつのを忘れる。

 私のお気に入りのお店のひとつである。  

Posted by ミシェル at 14:06Comments(0)TrackBack(0)名古屋市内のいい場所

2007年01月22日

ちょっと! じゃまだよ、その尻尾。

 ミシェルちゃん。ちょっと邪魔だよ!
 通常モードに戻ったうちの猫、また気儘なやり放題、のんびり猫ちゃんになった。
 今日は、テレビの上でのんびりしているが、ちょっと! 尻尾で画面がみにくいだろうが!

 夜は夜で、ひとの掛け布団の上で寝てくれるので、ご主人様は睡眠中足が伸ばせないぞ。
 
 それに、餌もたっぷりあげているのに、いつも猫残し。もう太ってもいいから残すな。餌も高いんだぞ。  

Posted by ミシェル at 11:24Comments(10)TrackBack(0)ねこちゃん

2007年01月21日

能登半島・波の花 北陸観光案内その6  

 能登半島は今は雪だろうか?
 昨日のニュースで能登島水族館にらっこのあかちゃんがうまれたといっていた。能登島は、和倉温泉のある七尾市から橋を渡って10分もかからずに行ける島だ。和倉温泉では毎年この時期に「冬花火」をやっている。花火をしながら、地元の歌手が歌をうたったりするのだ。花火はもちろんきれいだが、とにかくこの時期だ、野外は寒いことおびただしい。ずっと見ていることは、ちょっとした罰ゲームのようなものだ。ただ、蟹なべや焼き牡蠣を食べさせてくれる。これはおいしかった。

 冬に能登半島を車で一周したことがあるが、能登半島の海は寒々として、空はどんよりし、北からの風が激しく吹き付ける。道には人影はなく、ちょっと大げさだが、地の果てに来たような気分にしてくれる。
 寒くないときにはゆっくり見ることができた能登半島先端の千枚田も、冬にくると吹き付ける冷たい風に、一刻も早く車の中へ戻りたい気分になってしまう。

 写真は、能登半島名物の「波の花」である。
 寒い冬の海岸沿いで、海のほうから雪のような、泡のような白いふわふわしたものが飛んでくる。多いところでは、波止めなどに雪のように積もっている。
 離れたところから見ていると美しいが、そばで見ると雪と同じで少し薄汚れて、必ずしもきれいではない。女の人とおなじで、少し離れたところから眺めるのが一番いい。

 どちらにしろ、あまりに寒いので車でないといけないが、他の観光地とは違う雰囲気を味わうことができる。 
 能登には3年ほど前に空港ができたし、能登半島道路が通じて能登半島の先端の輪島もずいぶん近くなった。

 能登空港の開港一番に飛んできた飛行機は、桂文珍の操縦する自家用機だった。モスキートのような、ふわふわの機体で後部にプロペラのついたプッシャータイプの飛行機だ。
 ちなみに、セントレア(中部国際空港)へ最初に着陸したのも、桂文珍である。  続きを読む

Posted by ミシェル at 21:55Comments(0)TrackBack(3)北陸観光案内

2007年01月20日

ミシェル ちょっとは大人になれたかな?

 ここしばらく、うるさく鳴いていたのが、やっと治まってきた。一日中鳴いて、伏せのような、匍匐前進のような姿勢をとっていたのが、今日あたりからだいぶ静かになって、普通に遊んでくれるようになってきた。
 一週間くらいの間、やかましくして、家族に迷惑をかけ続けた。一番の被害者は、今日からセンター試験の娘で、夜中も勉強に集中できなかったといっている。これが言い訳にならないようにお願いしたいものである。

   ペットショップに、ペアリングを申し込んだら、ターキシュウアンゴラの雄は死んでしまったので無理だといわれてしまった。
また半年もすると、同じようにうるさくされるのかと思うと、ちょっとかんがえてしまう。
 生まれた子猫を確実にもらってくれる人が決まっていれば、子猫を生ませてみたい気もするのだが...
 
 ま、いまも指に噛み付いたりしてく遊んでくれるので、とりあえず一件落着。
 あとは、得意の問題先送りかな。どこかの内閣と一緒だ。  

Posted by ミシェル at 17:24Comments(2)TrackBack(0)ねこちゃん

2007年01月20日

北陸観光案内その5 氷見うどん

 日本全国どこへ行っても、それぞれおいしいうどんがあるが、北陸には「氷見うどん」がある。ツルツルでのどごしがいい麺だが、もっちりとした歯ごたえもあり、とてもおいしい。
 北陸にいたころは、職場の近くに氷見うどんを食べさせてくれるお店があったので、お昼はいつもそこで食べていた。
 名古屋にある「どんどん庵」と同じように、自分でどんぶりにうどんとてんぷらやあげなどのトッピングを好みに合わせてのせる方式だが、ここではねぎと昆布が好きなだけのせられるようになっている。
 ねぎをうどんにのせるのは、どこにもあると思うが、ここでは、昆布を細くきったものがおいてあって、無料でいくらでものせられる。私はうどん1玉でねぎと昆布をたっぷりのせて食べていたご、それがとてもおいしく、うどんと同じくらいの量の昆布をのせて食べていた。あまりたくさんのせるので、お店の人に後ろめたい気持ちがしたくらいだ。

 名古屋へ戻ってからは、北陸へ遊びに行くたびに、必ずお土産に氷見うどんを買ってくるようにしている。家族もみんな、氷見うどんのファンになっている。

 氷見市に「海津屋」という、氷見うどんの製造直売のお店があるので、そこへよって買ってくるのだ。
 氷見うどんの製造元は、ほかにもあるらしいが、うちの家族は、この「海津屋」のうどんが一番気に入っている。 製造方法は、いわゆる手延べで、お店に隣接した工場で作っている。
 お店には、乾麺もあるが半生の「太めん」が一番食べやすくおいしい。つゆも売っているので、麺とつゆの両方を買ってくれば、おいしく食べられる。
 友人たちと氷見や高岡方面へ行ったときにも、必ず立ち寄って、みんなに勧めている。

 氷見市は、漁港で寒ぶりで有名だが島尾海岸という海水浴場もある。
 昨年の中日新聞では、全国の海水浴場の中でも、10位以内のきれいな海水浴場にランキングされていた。それもそのはずで、太平洋側や敦賀の海水浴場と比べたら、泳ぎに来る人の数が圧倒的に少ないので、汚れないしのんびり泳ぐ事ができる。

 ここも、雨晴海岸の続きなので、富山湾越しに立山連峰を見ることができる。


 
   

Posted by ミシェル at 16:08Comments(0)TrackBack(0)北陸観光案内

2007年01月19日

北陸観光案内その4 キトキトの魚

 北陸ではとれたての新鮮な魚のことを「キトキト」の魚という。高岡市では、氷見や新湊など富山湾に面した漁港で取れた新鮮な魚が食べられる。
 昨日も書いたが、高岡市内の「寿司喰いねえ!」という回転すし屋では、このキトキトの魚をネタにした寿司を食べさせてくれる。チェーン店となっていて富山県、石川県に数軒あるらしいが、高岡の店は食事時に行くと、いつも待たされる。
 ただ、東海地方と魚の呼び方(名前)がちょっと違うし、こちらにあるものが向こうではなかったりもする。
 富山で初めて知った魚の名前は次のようなものがある。
 まず、はまちのことは「ふくらぎ」というし、「のどくろ」や「エチオピア」などというのもある。
 「のどくろ」はあかむつのことで、「エチオピア」はヒレジロマンザイウオという魚らしい。
 いっぽう、「シャコ」をくれといったら、そんなものは知らないという。こんなやつだと説明しても、わからないという。どうやら向こうにはいないか、いても食べないらしい。
 また、取れたばっかりの魚を食べたければ、氷見市へゆけばよい。
 氷見には、「海鮮館」という市場があり、新鮮な魚やズワイかにを売っている。
 また、氷見には民宿やレストランもあるのでそういったところで食べてもいい。

 写真は、氷見市の海沿いのレストランで食事したときのご馳走の一部だ。

 氷見は、寒ぶりで有名だが、水揚げされる魚の種類も日本一多いそうだ。  

Posted by ミシェル at 23:55Comments(0)TrackBack(0)北陸観光案内

2007年01月18日

北陸観光案内その3 高岡市中心部

 高岡市は、大きく市中心部(JR高岡駅の近傍)と伏木地区とその他(最近合併した地域)に分かれる。伏木地区は古くは奈良時代に国府がおかれた場所だが、現在の市中心部はそれより歴史が新しく、江戸時代以降に発展した地域だ。前田利家の子である前田利長がこの地に城を建て、地名を高岡とした。すでに高岡城は現存せず城址が古城公園となっているが、富山県で唯一日本100名城に指定されている。 利長の養子となった利常が、その恩に報いるため菩提寺として瑞竜寺を建立したが、この瑞龍寺の山門ほかが国宝に指定されているが、これも富山県内で最初である。この瑞龍寺の境内の中央にある仏殿は、屋根が鉛瓦葺きとなって非常に重たいが、その重さを支える立派な構造となっている。またこの寺の変わっているところは、本尊として阿弥陀如来などではなく前田利長の位牌が祭られていることにもある。
 寺内は、いつもきれいにチリひとつないほど清掃されているが、聞けば住職は2人しか居ないそうである。


  高岡の旧市街は戦災にあっていないため、古い町並みや建物が残されており、かっての繁栄をしのばせる明治時代の土蔵やレンガつくりの建物が残る山町筋や千本格子と石畳の鋳造発祥の地である金屋町などが昔のままの姿を見せている。
 3月には、山町筋の旧家が開放され、昔の商家のお姫様の雛飾りを見せてくれる。
 私が訪れた時、雪とも霙とも分からぬ冷たいものが降る寒々とした日だったが、その旧家へ入って行くと、暖かくストーブが焚かれたなか、飾られたお雛様の説明や、さらには琴の演奏があり、正座をして聞かせて頂いた。さすがに、お雛様は古いものだが丁寧に作られており、どこか上品さを感じさせられたのである。
 駅前の商店街を「御旅屋(おたや)」通りという。少々さびれぎみでさびしいが、藤子F不二雄の出身地ということで、通りの公共スペースにはドラえもんがいた。
 

この御旅屋通りのお店にこんなにカラフルなでかわいらしいディスプレイがしてあったが、これは地元の手芸教室の生徒さんが作ったものだそうだ。

 高岡の町は、昔からのものが大切に守られている、こころ休まる伝統の町である。

 瑞龍寺の近くに、「寿司喰いねえ!」という回転寿司屋があるが、氷見や新湊から直送のネタを握ってくれる。安くてとてもおいしい。

 瑞龍寺HP http://www.zuiryuji.jp/  

Posted by ミシェル at 20:52Comments(2)TrackBack(0)北陸観光案内

2007年01月17日

北陸観光案内その2 高岡市伏木地区

 高岡市は富山県では、富山市に次ぐ第2の都市だ。この高岡市の伏木地区は、とりわけ古い歴史を持つ地域である。万葉集編纂で有名な大伴家持が国守として5年間を過ごし、この地区を詠んだ歌をたくさん残している。そのころの国府の跡近くに大伴家持とその時代、万葉集に関する展示を行っている万葉歴史館が立てられている。写真は雪の万葉歴史館である。この万葉歴史館の後ろにある山の名前も「二上山」といい、奈良にある山と同じ名前だ。
 JR高岡駅から新湊へ行く路面電車の名前も万葉線と名づけられている。なお、万葉線は進行方向は同じだが伏木へは行かない。万葉線ではなく、同じくJR高岡駅から出ている氷見線が、伏木地区を通る。氷見市が藤子A不二雄の出身地であるため、「忍者ハットリ君」の絵を車体に描いた電車が走っている。一方、藤子F不二雄は高岡市出身であるため、高岡市立図書館には、藤子不二雄コーナーがある。
 万葉歴史館の近くには、国分寺の跡などもあるが、おとづれる人もほとんどなく、静かなたたずまいとなっている。


 大伴家持は、当地で次のような和歌を詠んでいる。

 「馬並(な)めて いざ打ち行かな 渋谿(しぶたに)の   清き磯廻(いそま)に 寄する波見に 」
  「しぶたに」とは、現在の雨晴海岸のこと。

 「もののふの 八十娘子(やそをとめ)らが 汲くみまがふ  寺井(てらゐ)の上の 堅香子(かたかご)の花」
  「かたかごの花」とは、カタクリの花のこと。寺井は地名。

 「あゆの風 いたく吹くらし 奈呉(なご)の海人(あま)の  釣する小舟(をぶね) 漕(こ)ぎ隠る見ゆ」
  「あゆの風」は、「あえの風」ともいい、東から吹く風のことで、この風がふくといいことがあるという。
  また、、このあたりの海を奈呉の浦といい、現在も新湊市にその地名が残っている。

 高岡市はふるい歴史を持ち、その歴史を大切にしているし、あちこちに落ち着いた雰囲気を残している町である。
 
  万葉歴史館のHP  http://www.manreki.com/  

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2007年01月16日

北陸観光案内その1 海王丸パーク

 ネタのない日は、北陸(富山県、石川県)の見所を紹介することにしよう。 生まれも育ちも東海地方だが、縁あって短期間だけ富山県にすんだことがある。そのころには休日ごとに、あちこちでかけていたから、少しはいいところを知っているので、業者の観光旅行ではあまり行かないところを紹介しようと思う。
 今回は、海王丸パークを紹介する。
 富山県第2の都市、高岡市から東北にあたる場所に、新湊市という小さな町がある(現在の名前は射水市)。JR高岡駅前から「万葉線」と名づけられた路面電車に乗る。この路面電車の終点を降りた先に、「海王丸パーク」がある。ここに、4本マストの練習船、「海の貴婦人」と呼ばれる海王丸が係留されている。普段は帆がたたまれているが、年に何回か「総帆展帆」(そうはんてんぱん)と呼ばれる、すべての帆を広げる行事がある、この日に行くと、すべての帆を拡げた美しい姿の海王丸が見られる。
 冬の晴れた日に訪れると、運がよければ、剣岳をはじめとした立山連峰を背景にした海王丸を見ることができる。
 海王丸は、いつでも航海できる状態で保存されているが、その内部は公開されているので、船長や航海士の部屋、練習生の部屋や食堂などを見ることができる。
 この「海王丸パーク」は高岡市の伏木地区や氷見市も近いので、そちらへ観光に行ったときに寄り道して見に行くのもいいだろう。




 海王丸HP http://www2.hitwave.or.jp/kaiwomaru/index.html  

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2007年01月15日

田立の滝 妻籠

 田立の滝から夕森公園へ登ろうと出かけたが、雪が多く登山口までも入れず、妻籠を見学して帰ってきた。
 田立の滝へは、国道を入ったあたりから、道端に雪が見られ、田立の滝の駐車場に近づくにつれ、日陰の路上にも雪が残り、一部は凍結しており、途中で登るのを断念せざるを得なくなった。途中のキャンプ場も、写真のように寒々として池も凍ってお、りスケートが出来そうな状況だった。
 妻籠も季節はずれの平日とあって、開いている店もまばら、観光客もパラパラといる程度で、こちらも寒々としていたが、雪が屋根の上や道端に残っているなど、オンシーズンとは別の趣があり、悪くなかった。
 旧街道通りの民家の軒先に葉牡丹が咲いていたが、なかなか形もよくきれいに手入れされていた。
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Posted by ミシェル at 19:05Comments(0)TrackBack(0)山登り

2007年01月14日

名古屋市役所の寒椿

 ちょっと用があって名古屋市役所へいった。市役所の生垣というか歩道と市役所の境界に寒椿が咲いていた。山茶花なのか寒椿なのか正確には見分け方がわからないのだけど...


 ところで名古屋市役所の、この特徴のある建築様式、ご存知だろうか?西洋式の建て方の上部に日本式の瓦による屋根を乗せた独特の様式。昭和10年代に日本のあちこちや、そのこのろの日本の植民地である朝鮮や満州国にも建造されている。
 「帝冠様式」といい、日本のナショナリズムを昂揚し、あたりを威圧するような雰囲気をかもしだしている。(たぶん意図的に)
 隣にある愛知県庁も同じ建築様式だ。設計者は別人である。
 一説によれば、霊柩車の様式の起源もこの「帝冠様式」らしい。最近は、霊柩車の形も、もっと地味なものが増えているようだが...  

Posted by ミシェル at 19:07Comments(0)TrackBack(0)出来事

2007年01月13日

私もお年頃かしら

 我が家の猫ちゃん、最近鳴き方が、少し変わってきた。今まで、あまり鳴かない静かな子だったのに、夜になると突然大きな声で鳴く。生まれたのが昨年の1月、ちょうど生まれて1年、お年頃になったのかな?
 (最近は、なかなか写真を取らせてくれないので、昔の写真で失礼します。)
 年頃になると、写真を取らせてくれないのは、我が家の本当の娘(人間)と同じで、恥ずかしいのかな?

  いつも、餌を残すのと、知人の家の猫があまりに太っていたので、餌を少なめにあげていた。
 今日、獣医さんでみてもらったら、体重が少ないので餌をもっとたくさんあげてください、といわれてしまった。餌をケチっていたわけではないよ。あまり醜く太って欲しくなかっただけなんだ。

 お年頃になってしまったけど、去勢するのは(雌の場合はどういうの?)かわいそうだから、手術する気にはなれないよ。室外には絶対出さないようにしているので、迷惑はかけないと思うし...  

Posted by ミシェル at 23:46Comments(6)TrackBack(0)ねこちゃん
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プロフィール
ミシェル
ミシェル
ターキシュアンゴラです。 体の毛の色は純白、耳の辺りはピンク色です。 もうすぐ4歳です。(2006年1月生まれ) 好きなことは、昼寝、爪とぎ、障子破り。 趣味は障子の桟でジャングルジム遊びをすること。ケーブルの噛み切りと屋外への脱走の情熱は冷め気味。
好きな作曲家は、ボルフガング・アマデウス・モーツアルト。 特に好きな曲は、ピアノ協奏曲22番、23番。クラリネット協奏曲は聴きすぎて、ちょっと食傷気味になってしまった。 ヴィヤニエフスキーのヴィオリン協奏曲2番(五嶋みどり演奏)も時々聴きます。
おりにふれ、また見てみたいなと思う映画は、やはり「スタンドバイミー」かな。ベン・E・キングの歌がとてもいい。
オーナーへメッセージ