2009年02月14日
こんなところにプラネタリウム
最近プラネタリウムに凝っていて、今回は一宮にあるというプラネタリウムを見に行ってきた。
場所が一宮市の東のはずれの方だったので、小牧ICの方から車で、大口町、江南市を通っていった。
国道155号線から脇に入って細い道を、ダウンロードした地図に従ってゆくのだが、プラネタリウムのような公的施設があるような雰囲気がぜんぜん感じられない。
少しいくと、のどかな田舎の風景のなか、舗装もしてないようなひっそりとした駐車場があり、「一宮地域文化会館駐車場」との看板が見つかった。ところが、あたりを見回してもプラネタリウムらしい建物が見当たらない。
少し進むと、住宅地の向こうに、なにか少しだけ背の高い建物がみえてきた。
それが、目指す「一宮地域文化会館」だったのだが、その正面へ回ると、確かにドームがあり、ここがプラネタリウムだと確認できる。だが、その前の道路は車1台が通れるくらいの細い道だ。しかもそこには駐車場がない。
車でぐるりと、敷地の周りを一周すると、西側に駐車場があったのだが、10台くらいしかとめられそうになく、すでに満杯になっている。探すと少し離れた場所にも駐車場があり、そこはガラガラだったのでそこに車を止めて、プラネタリウムに向かった、
平日だったので当然かも知れないが、観覧者は私一人、入場料は60円。時間になると係りの人が5人くらい出てきた。でも番組は、ナレーションは肉声ではなく、すべて事前録音のものだった。
ドームは、200人以上は入れそう、投映機もなかな立派なもので、「GOTO」とのロゴが見える。
プラネタリウムの形は、真ん中が恒星投映球で、そこから両側に惑星投映機がのびている団子を串刺しにした形で、惑星投映機の両側に恒星投映球がついているダンベル形のツアイス製のものとは異なっている。
番組内容は、「本日の一宮市の星空」の投映、その後、若者向けのストーリのとスバル星団に関する子供向けのストーリがそれぞれ投射されたが、後半のストーリーものは、陳腐だったり退屈なものだった。
番組が終わって、ドームから出るときに、人のよさそうな会館の年配の方に聞いたら、「五島光学のプラネタリウムで、型式名は知らないけど、定期点検をきちっとしてもらっている。」などと説明してくれた。さらに、「平日はほとんど観覧者がいないが、一宮市の小学生が、授業で順番に見にやってくる。」とも。
こんな立派なプラネタリウムが、こんな田舎っぽいところにひっそりとあるのにはちょっとびっくりした。
せっかくの施設なのに、こんな場所では、プラネタリウムが好きなマニアか授業などで来る小中学生くらいしか見に来ないだろう。なんかもったいない気がする。
一宮地域文化会館のホームページ
2009年02月13日
e-Taxと住基カード
医療費をたくさん使ったので、確定申告をしようと思っている。
新聞の折込に、税務署からの「e-Tax」のお勧めの折込チラシがはいってきたので、今年は e-Tax で電子申請しようと思い立った。
今年は、確定申告の提出会場が千種税務署ではなく、伏見の「電気文化会館」だという。車はとめられないし、地下鉄で出かけるのもおっくうだ。
それに、医療費控除のために病院の領収書を貼って提出するのも大変だ。大体10万円以上でないと、税金返還にならない。ということは、病院の領収書の枚数もかなりの枚数となる。通常の確定申告の場合には、その領収書の原本を全て確定申告の書類に添付して提出しなくてはいけない。
e-Tax なら、全てパソコンで自宅にいて申告・提出ができる。伏見まで行かなくてもいい。
領収書も、明細表だけで原本の提出が不要だ。
それに5000円減税されるという。
実は2年前にも、電子申告(e-Tax)をしようかと思ったことがある。そのときは、たしか領収書の原本提出が必要だったし、5000円の減税もなく、メリットは領収書郵送用の切手代が税務署持ちだけだった記憶だ。
一方、電子申告(e-Tax)のためには、ICカードリーダーの購入と電子証明書(住基カードを使う)の入手が必要だった。
それで、2年前にはあまり魅力を感じずに見送ったのだ。
今回は、少しだけメリットが大きくなったのと、先日別のものを買いに大須へ行ったとき、ICカードリーダーライターが2000円台と安かったので、衝動的に購入してしまったことがキッカケで、電子申告(e-Tax)を試してみる気になった。ICカ^ドリーダーライターは、ほかにもいろいろ遊べそうだと思って購入した。
今日、区役所へ住基カードを作成にいったのだが、本人が行けば30分程度でできるという。
ただ、本人が行けばいいが、代理で申請となるとかなり面倒で、申請はできても受け取りは本人しかできないという。
しかも、特定の限られた日には休日でも処理してくれるが、基本的には平日しか取り扱っていない。
つまり、住基カードを入手するためには必ず本人が平日の勤務時間帯に区役所へ出向かなければいけないわけだ。
何年か前に、かなり反対があったのを強引に導入した住基ネットなのに、これでは住基カードの普及はあまり望めないのではないか。ただでさえ、無理やりe-Tax で使わせるくらいしか住基カードのメリットはないというのにね。
それはともかく、今年はe-Taxのメリットはありそうな気がしている。
2009年02月12日
マラソン写真サイト
この間、犬山国際友好マラソンで走ってきたが、各地のマラソン大会で参加者が走っている姿を、だれかれの区別なく、写真に撮っている人がいた。
実は、この人たちはイベント写真サイトとも言うべき会社の関係者だ。
全国各地で行われるマラソン大会で、できるだけ多くの人の写真を撮影して、ホームページで公開して販売するのだ。
上の画像がそのホームページだ。
マラソンの場合、写真はゼッケン番号順に整理して表示されているので、自分の参加した大会で自分の写真を簡単に探すことができる。
だいたい、大会後1週間程度でホームページに整理して掲載される。
それを見て、自分が写っている写真を注文すると、走ってい自分の雄姿を撮影した写真を手に入れることができる。
写真の価格は、それなりの値段だ。
この会社は、マラソンだけではなく音楽会や観光地やいろんなイベントなどで同じように、写真を撮影して、ホームページで販売している。
観光地で勝手に写真を写して、ほしい人に販売しているのと同じようなことを大々的にやっているわけだ。
私の写真も、名古屋シティマラソンなどの大会で写されたものが掲載されていた。
一人ひとりアップで写してくれるし、アングルや写真撮影技術もそれなりだ。
不思議なのは、何千人も参加している大会で、写真も何万枚かそれ以上の数を写しているのに、短期間のうちにゼッケン番号順に整理して掲載されることだ。自動判定するソフトでも開発したのだろうか、それとも安い労働力を使って人海戦術で整理しているのだろうか?
ただ、ちょっと気になるのは、走っている本人の了解もなく写真撮影し、ホームページに掲載していることだ。
ホームページに9掲載されていることを知らない人も、たくさんいるだろうし、掲載してほしくない人もいるだろう。
さらにいえば、本人以外でも写真を注文できてしまいそうなことだ。たとえば、魅力的な女性のランナーの写真が掲載されていて、それを関係ない人が注文して入手し、部屋の壁に貼っていたら、貼られた人はいやだろうし、しかも知らないうちにそんなことをされていたら、もっといやかもしれない。
その辺の、肖像権というか、プライバシーというか言うものについてどう考えたらいいのだろう。
ずいぶん問題ではないかと思うのだが...
2009年02月08日
犬山国際友好シティマラソン
犬山国際友好シティマラソンに参加してきた。
昨年は、前日が大雪だったので、「中止かも」と勝手にきめつけて布団にもぐったまま、パスしてしまったが、今年は天気も快晴で絶好のマラソン日和だ。
風が強く、木曽川の川面を渡ってくる風は冷たく、スタート地点で号砲を待つ間、寒くてかなわなかった。
受付や、開会式、準備体操がすべて体育館のなかだったので、すごく狭くて体操などは隣の人に当たりそうで、思う存分できなかったが、準備体操の指導をしたマクドナルドのクラウンは指導が上手だった。
参加者が8000人とかの発表だったが、開会式を行った体育館にはその5分の一も入れそうには見えなかった。
コースは、犬山城前の町の中と、木曽川沿いの道路でちょっと狭いが、アップダウンもあり、悪くなかった。
10Kmコースに参加したのだが、スタート地点で前のほうにいたので、スタート後抜かれまくり状態だったが、下手にがんばると、息が上がって完走できないといけないので、ぐっと我慢して自分のペースで走るように心がけた。
後半になって、ちょっとスピードアップして何人か抜いたりした。結果は58分台で、元旦の記録よりは少しアップした。
2009年02月03日
グーグルアースで過去を見る
グーグルアースで、過去の映像も見ることができるようになったので、試してみた。
次の映像の場所がどこかわかるだろうか。
これは、名古屋市千種区の鶴舞にあった元サッポロビールの工場跡地の画像で、だんだん空き地がイーオンに変わってゆくところである。
2002年3月11日 すでにサッポロビールの工場はなく空き地になっている。
ビール工場があったころ、ビール祭りにはただでビールがご馳走してもらえた、
2003年1月1日 まだ空き地のままである。
2004年1月9日 まだ空き地のままのようだ。
2005年3月24日 イーオンが出来ている。
2005年11月8日 イーオンの北側に建物が増えているように見える。
2007年1月1日 さらに建物が増えている。
この過去の画像は、場所によって件数(過去のデータの件数)に違いがあったりする。
また、同じ場所でも、撮影された季節が違ったり、画像の解像度が違ったりもしているので、森などの場合は、緑だったり茶色だったりするし、解像度の高い画像がなかったりもする。
ちなみに私の場合、当然ながら自宅の周辺の過去の画像も見てみたが、以前には駐車場だったところに、新しい画像では家が出来ていたりして、なかなか興味深い。
この、過去の映像を見るためには、「Google Earth 5.0(ベータ)」ノダウンロードとインストールが必要だ。
また、「Google Earth」では、このほかに海底の画像なども見えるらしいが、こちらはまだ試していない。
次の映像の場所がどこかわかるだろうか。
これは、名古屋市千種区の鶴舞にあった元サッポロビールの工場跡地の画像で、だんだん空き地がイーオンに変わってゆくところである。
2002年3月11日 すでにサッポロビールの工場はなく空き地になっている。
ビール工場があったころ、ビール祭りにはただでビールがご馳走してもらえた、
2003年1月1日 まだ空き地のままである。
2004年1月9日 まだ空き地のままのようだ。
2005年3月24日 イーオンが出来ている。
2005年11月8日 イーオンの北側に建物が増えているように見える。
2007年1月1日 さらに建物が増えている。
この過去の画像は、場所によって件数(過去のデータの件数)に違いがあったりする。
また、同じ場所でも、撮影された季節が違ったり、画像の解像度が違ったりもしているので、森などの場合は、緑だったり茶色だったりするし、解像度の高い画像がなかったりもする。
ちなみに私の場合、当然ながら自宅の周辺の過去の画像も見てみたが、以前には駐車場だったところに、新しい画像では家が出来ていたりして、なかなか興味深い。
この、過去の映像を見るためには、「Google Earth 5.0(ベータ)」ノダウンロードとインストールが必要だ。
また、「Google Earth」では、このほかに海底の画像なども見えるらしいが、こちらはまだ試していない。
タグ :google Earth
2009年02月01日
世界天文年2009
今年は、世界天文年だ。
ガリレオが、手作り望遠鏡で星を見てから、今年で400年目になることを記念している。
7月には、日本でも日食が見られるし、奄美大島では皆既日食になる。
私も、今年は星空を見て星の名前や星座を覚えよう。
この地方にあるプラネタリウムもあちこち訪ねてみよう。
太平さんのメガスターも見に行きたいものだ。
2009年02月01日
プラネタリウムの謎が解けた!
前から、プラネタリウムのことで、すごく疑問だったことが、昨日やっとわかった。
上の写真のように、プラネタリウムの恒星を映すボール状のもの(恒星球)に、丸いあばたのような窓がついている。
この窓の中に、星を映すための原版(スライドのようなもの)とレンズがあるのだが、この窓に錘がついたリングのようなものがついていて、星の動きを表すために恒星球がゆっくり回るにつれて、ついている錘の作用で、常に錘が下側に来るように少しづつ動いているのだ。
この錘つきリングが何のためにあるのか、わからず、ずっと気になっていた。
特に、その錘による動きが必ずしもスムーズではなく、星を映すための機能ならもっとスムーズに動いていてもよさそうだし、その動きに連動するような、投映結果がどこにも見られない。
だから、ずっと不思議でしょうがなかったのだ。
昨日わかったところでは、これはどうも「恒星シャッター」と呼ばれるものらしい。
恒星球の窓(レンズ)から、星を投映するために投射される光が、ドームの投影面だけでなく観客がいる場所にまで投影されてしまうのを防ぐためのものだ。観客の目に光が入らないための工夫だ。
観客がいるドームの半球より下側に投射しないため、恒星球の動きに合わせて、常に下側への光を防ぐため、錘で動くようになっていたのだ。
そんな役割だから、少しばかり動きがスムーズでなくてもいいし、その装置による効果が、観客にはわからな(感じられない)かったわけだ。
長く引っかかっていた疑問が解けて、すっとした気分になれた。
この情報は、次のホームページに載っていた。プラネタリウムの構造に関する詳しい情報があるのはこのホームページくらいしかないように思う。
特別展 プラネタリウム投映機のしくみ
このほかにも、このホームページには、惑星の動きを再現するための仕組みも解説してある。
上の写真のように、プラネタリウムの恒星を映すボール状のもの(恒星球)に、丸いあばたのような窓がついている。
この窓の中に、星を映すための原版(スライドのようなもの)とレンズがあるのだが、この窓に錘がついたリングのようなものがついていて、星の動きを表すために恒星球がゆっくり回るにつれて、ついている錘の作用で、常に錘が下側に来るように少しづつ動いているのだ。
この錘つきリングが何のためにあるのか、わからず、ずっと気になっていた。
特に、その錘による動きが必ずしもスムーズではなく、星を映すための機能ならもっとスムーズに動いていてもよさそうだし、その動きに連動するような、投映結果がどこにも見られない。
だから、ずっと不思議でしょうがなかったのだ。
昨日わかったところでは、これはどうも「恒星シャッター」と呼ばれるものらしい。
恒星球の窓(レンズ)から、星を投映するために投射される光が、ドームの投影面だけでなく観客がいる場所にまで投影されてしまうのを防ぐためのものだ。観客の目に光が入らないための工夫だ。
観客がいるドームの半球より下側に投射しないため、恒星球の動きに合わせて、常に下側への光を防ぐため、錘で動くようになっていたのだ。
そんな役割だから、少しばかり動きがスムーズでなくてもいいし、その装置による効果が、観客にはわからな(感じられない)かったわけだ。
長く引っかかっていた疑問が解けて、すっとした気分になれた。
この情報は、次のホームページに載っていた。プラネタリウムの構造に関する詳しい情報があるのはこのホームページくらいしかないように思う。
特別展 プラネタリウム投映機のしくみ
このほかにも、このホームページには、惑星の動きを再現するための仕組みも解説してある。