2010年08月05日
香流川の馬頭観音様。
香流川沿いの堤防道路は、春にはさくらが咲く気持ちのいい道だが、出来町通りにかかる香流橋から東名阪道の下を通って次の橋までの間を一周すると5キロ弱の距離があり、ジョギングにちょうどいい。
散歩する人や、犬をつれて歩く人が多く、のどかな感じの道だ。
私は、おもに土日にこの道をジョギングしている。普通はこのコースを2週する。そうすると自宅までの距離を入れるとほぼ10キロになる。調子がいい日には3週することも有る。
このコースの西の端、香流橋のたもとに2体の馬頭観音がお見えになる。
江戸時代からあった観音様とその身代り地蔵様だ。
昔からあった馬頭観音様は、太平洋戦争のときのアメリカの爆撃で吹き飛ばされ行方不明になってしまった。
それを残念がった地元の方が、身代り地蔵様を作って安置した。
ところが、戦後の土地区画整理の際に、もとの観音様が発見され、2体そろって安置されることになった。
私はジョギングの際に、必ずこの2体の観音様にお参りをしているのだが、いつ見ても新しい花が供えてあり、周りの草などもとってキレイに管理されている。
近所の方と思うが、いつも大切にお守りしているかたがおられるのだ。
私は、いつもそれに感謝しながら、お賽銭をあげお祈りさせて頂いている。