2006年11月26日
雪の立山連峰
この頁のバナーの写真を変えてみました。
以前すんでいた富山県高岡市のJR高岡駅の陸橋から雪の立山連峰を撮影した写真です。富山県では、春から秋までの間は1日中晴天が続くことはなく、朝のうち晴れていてもすぐに曇ったり雨がふったりします。空気も澄んでいなくて、山がきれいに見えることはありません。しかし、冬になって天候のいい日には、雪をかぶった立山の山々がよく見えることがあります。
この写真もそんな日に撮影したものですが、「SATY」と書かれた赤い看板の左側に見えるのが剣岳、看板の右の方に白く平たく見える場所が弥陀ヶ原です。雄山(立山の中心)は看板の後ろに隠れています。
ちなみに、現地では「剣岳」のことを「剱岳」と昔の字で書いてほしいそうです。
北陸では、11月に入ると冬支度があちこちの家で始まります。庭木や街路樹には雪吊りをしたり、雪につぶされないように竹などで枠を組んだりします。
また道路では雪を溶かすための散水のテストなどもされます。雪国の人は大変です。