2007年08月14日
百日紅、酔芙蓉?
自宅から地下鉄の駅へ行く途中に咲いていたきれいな花。
畑のようになっているところのノリ面に咲いて、背は高くなく草本性のようだった。
酔芙蓉かな、酔芙蓉は最初に白く咲いて、その後お酒を飲んだように赤くなるそうだ。
不覚にも、白く咲いているときには気がついていなかったのだが、ずいぶん沢山お酒をのんだようにも見える。
こちらは、酔芙蓉が咲いていた場所からすぐのところにあるお宅の百日紅の花。
申し訳ないけど、無断で撮影させていただきました。
お盆前後の、暑い暑い日には百日紅の赤い花が、あちこちで眼を楽しませてくれる。
きれいなピンク色なのだが、咲き始めのころには少し薄めのピンク色だったのが、最近そのピンク色が紫っぽい赤色に変化してきたように思うが、気のせいだろうか?
夏になると、百日紅と夾竹桃の赤い色が、あちこちで目に付くようになる。
百日紅は、だいたい家庭の庭木として植えられているのが多いが、夾竹桃のほうは街路樹、高速道路の路肩、学校の生垣などに植えられている場合が多いように思う。
夾竹桃の赤色は、ちょっと毒々しい感じもするし、いかにも熱帯原産の樹木らしく、繁茂する葉や花が暑苦しくて、必ずしもいい印象で見られていない気もするが、私は嫌いではない。
「夾竹桃、羅馬に残るネロの鞭」 田川飛旅子
「夾竹桃、戦車は青き油こぼす」 中村草田男