2008年07月13日
永平寺参禅
近所の高校の早朝参禅会に参加していたら、永平寺で参禅するイベントがあるという。
早速、申し込んでいってきた。
実際は、禅をするのは40分程度で、後は教宣部長さんの法話と昼食、寺院内見学、帰路には魚広場にも寄るという観光に近いコースだった。
それでも、昼食はもちろん精進料理、作法にのっとって、箸を持つ前に決められた文句をマントラのようにいっせいに唱え、食するときは、会話はもちろん食器と食器の当たる音さえ立てないように、静寂を保ちながらいただく。
頂き終わった後は、お茶で食器を洗い、そのお茶を飲み干す。
お茶はもちろん、食べ物は一切残さず、すべて食べつくさなければいけない。とはいっても、食べきれないような量ではない。
なにしろ、この寺での食事は通常の成人男子が必要とするカロリーの半分ほどなので、ここで一週間修行すると5キロは確実にダイエットできるそうだ。
ただ、この参禅旅行、実はこの高校のPTAのイベントだったらしく(一般の参加者も受け入れていた)、帰りのバスの中は、懇親会状態となり、飲酒あり、カラオケありで盛り上がっていた。いやはや。