2008年08月17日
グルジア攻撃でのサイバー戦争
ロシアとグルジアの紛争が、停戦合意に達し、やっとロシアも調印したとか?
新しい冷戦の始まりかともいわれるこの紛争で、実際の熱い戦争と同時に、ネット上でもサイバー戦争が行われていたとの報道がある。
ロシアからグルジアの複数のサーバーにDDoS攻撃をしかけ、一時的に動作不能状態に落としいれたとのことだ。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0808/12/news056.html
過去の戦争でも、実際の戦場での戦闘とは別に、偽札を敵国にばらまいたり、今日のNHKのテレビでも放映していたように、麻薬(あへん)を作って戦費を調達したり、いろいろなことが行われてきたことから考えて、戦争当事国が敵国にサイバー攻撃を仕掛けることは容易に想像できる。
IP電話だったり、企業内、企業間のVPNによる接続などはもちろん、メールによる通信、Webによる情報収集など、企業活動も日常生活も、インターネットの健全な動作なくしては一日も立ち行かない状態だ。
戦争状態であろうが、謀略であろうが、本格的なサイバー攻撃を受けたら、われわれの生活や国家はどんなことになってしまうのだろう。考えただけでも恐ろしい。