2007年01月17日
北陸観光案内その2 高岡市伏木地区
大伴家持は、当地で次のような和歌を詠んでいる。
「馬並(な)めて いざ打ち行かな 渋谿(しぶたに)の 清き磯廻(いそま)に 寄する波見に 」
「しぶたに」とは、現在の雨晴海岸のこと。
「もののふの 八十娘子(やそをとめ)らが 汲くみまがふ 寺井(てらゐ)の上の 堅香子(かたかご)の花」
「かたかごの花」とは、カタクリの花のこと。寺井は地名。
「あゆの風 いたく吹くらし 奈呉(なご)の海人(あま)の 釣する小舟(をぶね) 漕(こ)ぎ隠る見ゆ」
「あゆの風」は、「あえの風」ともいい、東から吹く風のことで、この風がふくといいことがあるという。
また、、このあたりの海を奈呉の浦といい、現在も新湊市にその地名が残っている。
高岡市はふるい歴史を持ち、その歴史を大切にしているし、あちこちに落ち着いた雰囲気を残している町である。
万葉歴史館のHP http://www.manreki.com/