2012年05月31日
四国石鎚山。今も女人禁制!?
2日目は、早朝に道後温泉を出発し石鎚山に向かう。四国最高峰の山だ。
石鎚山は土小屋から登るが、その登山口までのアプローチは長い。
ただ人は多く入っているようで、道は整備されているし、登山口には舗装された広い駐車場やトイレも完備されている。
鎖が出てくるあたりまでは、登るというより横へ横へとだらだらとした道が続く。
土小屋方面から登るときには、鎖場は2箇所ある。
鎖はとても太い。そして要所要所では、足をかけられるように大きな輪になっている。
斜度はかなり急で、登っているときには90度近くに感じられるが、70度くらいかもしれない。
岩の膨らみと鎖に足をかけながら登るが、登りきる頃には汗が噴出している。
鎖場がいやなひとには、迂回路が設けられているので、危険な思いをせずに登ることもできる。
最後の鎖を登りきると、弥山の頂上にでて一安心できる。
神社や、建物があり、天気がよければのんびりできる場所になっている。
ここに荷物を置いて、弥山より数メートル標高が高い天狗岳に痩せた尾根をつたって行くことができる。
帰りは元来た道とは違い、成就社を通り、ロープウエイで下山した。
ちなみに、この山は昔は女人禁制だった。
それはなくなったが、今でも7月1日だけは女人禁制である。