2008年07月15日
大鼠山 子年に鼠の山に登る
いまさらだが、今年は子年ということで、鼠の山に登ってきた。
例によって、山の会の企画で連れて行ってもらったのだが、行く前はあまり気に留めていなかったのだが、行くバスの中で話を聞いて、意味がわかって来た。
そういえば、来年は牛年、再来年は寅年と干支の動物の名前のついた山がありそうだ。
十二支の名前のついた山が全部あるのかな? 巳年で蛇の名のついた山もあるのだろうか?一度ゆっくり調べてみようか。
ところでこの山、リーダーは、子年なので少しは入山者があるのかと予想していたそうだが、あまりなさそうな様子だった。
登山口から、いきなり薮こぎで、ほとんど踏み跡のない林の中を登らされた。
リーダーがルートファインディングしながら慎重に登ったので、途中でやっと登山道に出ることができた。
ところが、この登山道も一応踏み跡があり、登山道とはわかるのだが、道の両側は林、足元は笹が腰まで生えていて、見晴らしも利かないし、全体に暗い雰囲気だ、おまけにその日は雨まで降っていた。
それでも、途中で笹ゆりが何本か咲いているのを見て楽しむことができた。
また、登山道の脇のところどころに、白くうすぼんやりとした、なんとも奇妙な花が咲いていた。
銀竜草である。またの名を幽霊草。確かに薄気味悪いような感じのする花だ。
子年にちなんだ登山だったが、たぶん一人では登らないし、登る気にもならない山だった。
でも、そんな山に登れるのが、この山の会のいいところかも知れない、