2007年04月21日
地下鉄駅近くで、大根の白い花
毎日通る地下鉄駅近くの道路端に、大根の花が咲いていた。
花やつぼみの形は、菜の花にもにている。
花の色は、白い花と、花弁の先が薄紫色の2種類の株があったが、大根の種類が異なるのだろうか?(写真は白い花)
大根の花も食べられるようだが、花が咲いたころには、肝心の大根のほうは芯ができて食べられなくなるらしい。
ここは、朝夕には通勤・通学の人がたくさん通る道なのだが、前から大根やにんじん、ナスなどの野菜を道端のノリ面に植えてある。
あまりに人や車のとおりが多くて埃っぽいし、また心無い通行人がタバコの吸殻やごみを捨てたりもするので、ちょっと食べる気にはならないが、でも通りがかりにこんな風景が見られるだけでも心が和む。
また、こんな狭くてせせこましい場所なのに、野菜を植えて世話をしている人がいることにも、何かほっとさせられるものを感じる。
さらに、これが赤や黄色などの派手な花でなく、野菜であることもいい。
「宗次郎に おかねが泣きて口説き居り 大根の花白きゆふぐれ」 啄木