2007年06月08日
路傍の花、葵?
よく自転車で通る302号線の路側帯に、ひときわ大きく、鮮やかな花が咲いていたので、思わず携帯電話のカメラで写した。
花の背丈は、2メートル以上あり、まっすぐに空に向かって立ち上がっている。
そののび方は、まったく何の屈託もなく、思うさまのびのびとしていて気持ちがいい。
また、葉も大きくたくさんつけて、太陽の恵みをもらさず受け取っている。
花のいろは、ピンク、白、朱色と目にも鮮やかで、美しい。
実に立派で美しい花である。
こんなにも自動車が多く通る302号線の路側に誰かが植えたのか、それとも自生したのか。
そういえば、北陸に赴任していた頃、高岡の町から南へ城端に向かう途中に通る井波町の道の道端にたくさんの葵の花が咲いていたことを思い出す。
そのあたりは、南側に山があって、その山裾になっており、道端を流れる小川には、雪解けの水がとうとうと溢れるように流れていた。ちょうど、初夏の季節、今ごろだった。
いまは、南砺市になっているが、豊かな自然が残っている場所だった。また、昔は絹織物で栄えた豊かな土地柄で、今もその頃の伝統が大切に守られているところでもある。一番有名なのは、八尾の「風の盆」だが、それ以外にも各地で、伝統ある祭りや、祭りに使う山車などが大切に残されている。
「風の盆」をはじめ、この地域には年に何度も訪れているが、何度訪れても心安らぐ場所だ