2007年06月13日
こんなこと知っていますか?ETCカードで得する
我が家の車には、ETCをつけている。
いろいろな割引があるが、最近になってこんなことを知った。
① 朝と夕方に通勤割引がある。100km以内であれば、通行料が半額になる。
まあ、これは誰でも知っている。
② この時間帯に、100km以上遠くへ行く場合には、100km手前で一度高速道路から下りて、再度すぐ同じインターチェンジから入りなおして目的地へ向かえば、100km以内の部分だけ半額になる。
先日これをやったら、前後の車数台がすべて同じことをしていた。しかも、そのインターチェンジでは料金所のすぐ外側でUターンできるようにしたあった。
まあ、これも誰でも思いつく。
③ かなり遠くへ行ったとき、最初の100km以内で入りなおし、もう一度100km以内で時間内に下りたが、2回目は割引がなかった。これは、同じ日には1回しか適用されないようになっているからだ。
③ ところで、1回目か2回目かを何で判断しているのだろう。ETCには取り付けてある車の情報が登録してあるので、同じ車では1回しかだめなのかと思っていたら、実はETCに挿入するカードの情報で1回目か2回目かの判断をしているらしい。
ということは、1回目の100km以内地点で、高速を下りたらすぐ別のカードを挿入すれば、どうなるか。実は、2回目でも割引が適用されるのだ。
ということは、カードが2枚あれば、1日(朝だけまたは夕方だけで)に2回割り引きが受けられる。
3枚あればどうなるか、3回割引される。4枚あれば、4回。
とはいえ、朝は6時から9時までの3時間に、インターに入るか出るかが引っかかっていないといけないので、使える枚数には限界がある。
ちなみに、高速道路株式会社に問い合わせた人がいたらしく、この利用法はOKで、あとから料金を請求されることもないらしい。(これについては、私が保証するわけではないので、心配な人は自分で確認してください。)
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2007年06月13日
こんなことないですか。最近急にPCが重い。
最近、ある友人がパソコンの調子が悪いと言ってきた。
パソコンの電源を入れると、マウスポインタが仕事中の形になり、いつまでたってもそれが終わらず、どんなキーを押しても、何かのアプリケーションのアイコンをクリックして起動しようとしても、何も反応がなくなってしまう。いわゆるフリーズ(凍結)状態になってしまう。
場合によると、反応がないと思って、アプリケーションのアイコンを何度かクリックしたりすると、何分も経ってから、急に同じアプリケーションがいくつも起動されて、次々開いてきたりする。
起動するたびに、こんなフリーズ状態になり、もう使えなくなってしまった。
その友人は、数日の間にどうしてもそのパソコンでしなければならない仕事があり、しかもデータがそのパソコンに入っているので、困り果てていた。
調べてみると、あるプロセス(パソコンの中の仕事の単位)のCPU使用率が100%になっていた。
しようがないので、そのプロセスを殺すと、普段とおり様子で使えるようになった。
しかし、電源を入れなおすと、また同じ状態になってしまうので、そのプロセスを殺した上で、電源を入れっぱなしにして使ってもらうことで、応急の処置とした。
あとで、じっくり調べるとあちこちで同じようなことが起こっていることがわかってきた。
ある場合には、上に書いたような状態になり、ほとんど使えない状態になってしまう。
また、別の場合には、そういう状態が数回(電源を入れるたびに)起こり、そのあとは以前と同じように使えるようになる。(今までより少し重くなったような気がする場合もある)。
また、ある場合には、ぜんぜんそんなことは経験せず今までとおり問題なく使えている。
この原因は、マイクロソフトの自動更新にある。
(自動更新とは、インターネットを通じて、各種のソフトウエアを最新のものに自動的に更新することをいう)
電源を入れたタイミングで、マイクロソフトのOS(Windows)の自動更新をしようとして、その作業でCPUを100%使ってしまい、ほかの作業が何もできなくなってしまうのだ。
CPUの性能が十分高いときは、ちょっと重くなった気がするが、それが終われば以前と同じように使えるようになるのだが、CPUの性能が低い場合は、その自動更新だけで精一杯になり、いつまで経っても終わらず、最悪の場合は、終わらないので電源を切ると、次回の起動時にも同じことになり、いつまででも解決しないことになる。
これは、どうもすべてのPCに起こるわけではなく、起こらない場合もあるらしい。
また、自動更新をしないようにしてあったり、インターネットにつないでなければ、もちろん何も起こらない。
マイクロソフトも、この事態に気づき対策をとっているので、最近は起こらなくなっているようだ。
だいたい、この5月6月に起こっている話である。
最近は、ほとんどのパソコンがインターネットに常時接続している。
マイクロソフトだけでなく、いろんなソフトウエアメーカーがこの状況を利用して、ソフトウエアの自動更新を行っている。メーカーによってはライブアップデートなどの名前をつけていることもある。
これは、利用者が意識しないうちに、ソフトウエアの不備が修正されたり、機能が改善されたりして、本来はいいことかも知れないが、十分テストされていない状態で自動更新されたりしたら、大変迷惑なことになる。
そうしたことによる結果が重大であることをソフトウエアメーカーは意識して、慎重に行ってほしいものだが、先のマイクロソフトのケースでも、当初マイクロソフトのホームページでは、レアケース的な扱いになっていた。
悪意がなくても、これなのだから、もしどこかのメーカーが悪意を持ったりしたら恐ろしいことになる。