2007年06月09日
庭の花 夏椿
土砂降りの雨がやんで、庭へ出てみたら、今年初めての夏椿(姫しゃら)の花が咲いていた。
この夏椿は、何年か前に植えた後、まったく雨の降らない夏をすごしたので、枯れたも同然の姿になってしまっていたが、数年前にやっと元気を取り戻し、白い清楚な花を咲かせてくれるようになった。
その後は、毎年夏が近づくと、この美しい花を見るのがひそかな楽しみとなっている。
でも、あまりに激しい雨だったので、かわいそうに黄色い花粉が白い花びらに飛び散って汚れたようになっている。
激しかった雨がやんだ後は、明るい陽がさしてきた。
東のほうの空を見ると、雨を降らせた黒い雲が遠ざかって行くのが見えるが、頭の上には、青い空が白い雲のあいだから顔をだしていた。
こんな雨の後には、陽の光りをひときわ明るく感じる。
ふと見ると、紫陽花も元気にその花を増やしていた。