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2007年01月25日

フィットネスにて

 うちの猫、青い目をしているのだが、暗いところで見たり、写真でフラッシュを正面から光らせると、オレンジ色に見えるのはなぜだろう。


 ところで、私は時々フィットネスへ行くのだが、昨日とてもいいものを見てしまった。

 筋トレマシンに、ぎこちない動きで取り組んでいる人が、別のマシン越しに見えたのだが、よく見るとぎこちないどころか、マシンに乗ることさえ不自由そうな様子だった。
 見るともなく見ていると、ほとんど手や足が満足に動かせない様子の人が、誰かに介添えしてもらいながら、胸の筋肉を鍛えるマシンに乗せてもらい、操作しようとしていた。
 なんとなく「ふ~ん!」という感じで、深く考えずに、私はそのまま自分の運動をしていた。

 今度は、私がエアロバイクを一生懸命漕いでいたら、先ほど見かけた体の不自由そうな人が、私のすぐそばのエアロバイクをやろうとしてやってきたので、状況がわかってきた。

 たぶんその人は、脳梗塞かなにかに罹り、手足の動作が不自由になったため、リハビリとしてフィットネスへ来ているらしい。
 杖を突いているし、エアロバイクにも、筋トレのマシンにも、自分では乗れないし、後でわかったのだが、このフィットネス(スポーツセンター)へも、車椅子で来ていた。

 リハビリとはいえ、フィットネスとはかなりハードルが高い気がするが、体調を崩すまえにもフィットネスをしていたのろうか?
 ともかく、彼が挑戦していた筋トレマシンは、胸の筋肉を鍛えるマシンで、両腕を前に絞って錘を引き上げる構造になっているもので、映画やテレビでも、ボディビルのシーンでよく出てくるようなマシンだ。 私がフィットネスは行き始めたころには、苦手だったようなやつだ。

 エアロバイクに挑戦している彼のそばには、20才前後と見られる若い女性がついて、世話をしている。エアロバイクにまたがらせたり、マシンからマシンへ移動するのを手助けしたりしていた。
 手助けといっても、動作は極度に緩慢だし、体重も60キロくらいはありそうなその男性を、華奢なその女性が、足などを持ち上げながら、エアロバイクに乗らせるなどかなりの重労働と見受けられる。
 が、もちろんいやそうな顔などせず、気長に介添えしている様子が見える。
 男性は、たぶん50才代くらいで、その女性は娘さんのようだった。ほとんど口を利かず、目と目で意思疎通している。たぶん男性は言葉を発するのにも困難をともなう症状なのだろう。

 とにかく気長で、静かに自然に介助しており、男性がエアロバイクを操作し始めると、自分も隣のエアロバイクを漕ぎ始めるなど、さりげない感じでいるところが、見ていてさわやかだった。

 自分が、何か不具合が出来たとき、娘たちもあそこまで優しく、しかも自然に接してくれるだろうか。
 私には、あまり自信がない。あのようであってほしいとは、おもうのだが... 

 ちなみに、このフィットネスは民間の商業施設ではなく、各区にある、市が設置しているスポーツセンターだ。一通りのマシンがそろっており、インストラクターも親切で結構使いやすい。今はやりの「乗馬」も設置されている。
 どうも、この業界は競争が激しいらしく、私が通っていたフィットネスは二つある(違う時期に通っていた)が、二つとも閉鎖もしくは業態変更してしまった。

 1回200円で、駐車代を入れても、1回500円なので、月に10回程度なら、こうした市のスポーツセンターのほうが安くつく。  

Posted by ミシェル at 10:32Comments(2)TrackBack(0)出来事
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プロフィール
ミシェル
ミシェル
ターキシュアンゴラです。 体の毛の色は純白、耳の辺りはピンク色です。 もうすぐ4歳です。(2006年1月生まれ) 好きなことは、昼寝、爪とぎ、障子破り。 趣味は障子の桟でジャングルジム遊びをすること。ケーブルの噛み切りと屋外への脱走の情熱は冷め気味。
好きな作曲家は、ボルフガング・アマデウス・モーツアルト。 特に好きな曲は、ピアノ協奏曲22番、23番。クラリネット協奏曲は聴きすぎて、ちょっと食傷気味になってしまった。 ヴィヤニエフスキーのヴィオリン協奏曲2番(五嶋みどり演奏)も時々聴きます。
おりにふれ、また見てみたいなと思う映画は、やはり「スタンドバイミー」かな。ベン・E・キングの歌がとてもいい。
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